ダイワ レイジーファシャッド100S

ダイワ レイジーファシャッド100Sを実際に投げて測りました。ふだんの河川用タックルで測った中で最も重い31 gですが、13 gのルアーより飛んでいません。

実際に投げて測った記録です。

メーカーダイワ
自重 (g)31
大分類ペンシル
浮力シンキング
頭部の形フィン
重心移動なし
レンジ (cm)30-150メーカー公称
アクションローリング→千鳥S字スラローム筆者による
スイムフォーム (°)15筆者計測
フック仕様#2、リング#4
飛距離 (m、5投の中央値)41.2
5投の範囲 (m、最小 - 最大)41.2 - 51.4
数えた回転数 (ハンドル、5投)65、52、52、54、52
公称飛距離 (m、メーカー公表値)平均 72.3 / 最大 76.5
実測 ÷ 公称 (平均どうし)0.60
累計の投数と接触 (アタリ + ヒット)17投 / アタリ0回 / ヒット0回
測定場所・条件ロッド平均 (m)範囲 (m)
2026-09-11 21:20河川 / 捨て投なし。1 m/s程度の横風。膝下ウェーディング。ダイワ シーバスハンターX 86ML47.742 - 54
2026-09-24 09:45代表河口 / 捨て投1。1-2 m/s程度の横風。膝下ウェーディング。シマノ ムーンショット S110M44.741 - 49
2026-09-27 20:25代表河川 / 捨て投1。1 m/s程度の横風。膝下ウェーディング。ダイワ シーバスハンターX 86ML43.641 - 51

代表はタックル (ロッドとリールの組み合わせ) ごとに1回ずつ選び、 ルアー一覧のそれぞれの表に出しています。 深いウェーディングのように立ち方が違う回は、代表にしていません。 同じルアーでも、道具や立ち方が変わるとこれだけ動きます。

手持ちのカラーカラー系統フラッシング
3Dイナッコこの個体を測定中あり

カラー系統は明るさの区分です。 明は背景より明るく、暗は背景より暗く、中はその間に入り、透は背景の光を通します。 魚が上を見るか下を見るかで背景の明るさが変わるため、 どの向きから見られたときに目立つかがこれで決まります。 フラッシングは金属箔やホログラムによる鏡面反射の有無で、明るさとは別の軸です。 区分の根拠はコントラストの計算にあります。

釣れる色という意味ではありません。 色の効果を釣果で確かめるには15,000投以上かかるので、 このサイトでは確かめていません。 計算できる見つけやすさだけを区分にしています。

アクションは、メーカーが説明しているものはその言葉を、 書かれていないものは筆者が名前を付けています。 矢印は、巻き速度を上げると右側の動きに変わるという意味です。

頭部の形は、前から水を受ける部分の作りです。 板はボディから薄く張り出したリップ、カップはボディと一体になった受け面 (くぼみ、平らな面、切り欠きなど)、フィンは頭の上か下に付いた背びれのような突起、 なしは受ける面も突起もない丸いか尖った頭です。 メーカーの呼び方ではなく、横から見た形で分けています。 「リップレス」と呼ばれるミノーでもカップに入るものがあり、 リップだけ透明に作ってあっても、ボディの輪郭の内側に収まっていればカップです。

スイムフォームは泳いでいるときの姿勢です。ルアーの頭を起点に、 水平が0°、尻上がりが正、尻下がりが負。 範囲で書いてあるものは、その幅でふらついたという意味です。

測定 2026-09-27 20:25 (この日を含めて3回測定)。ダイワ シーバスハンターX 86ML / ダイワ レガリス LT3000-CXH / R18完全シーバス 1号 / リーダー グランドマックスFX 4号。 飛距離はハンドル回転数からの換算値で、5投平均の不確かさは 4% ほど。 2本のルアーを区別するには 11% の差が必要。 測り方

ふだんの河川用タックルで測った中で最も重い31 gです。それでも9月11日は47.6 mで、13 gのロケットベイト75の49.9 mに届きませんでした。9月27日に2本とも測り直すと、こちらが41.2 m、ロケットベイト75が45.9 mで、やはり届いていません。ダイワ シーバスハンターX 86MLの適正ルアー重量範囲内(7-35 g)ではありますが、ロッドがしなり過ぎて投げにくい感覚がありました。

重いほど飛ぶという通説が、少なくとも測った範囲では成り立っていません。空気抵抗と姿勢のほうが効いているのだと思いますが、これは推測で、測ってはいません。

公称72.3 mに対して、測り直した値で0.60倍。公称値のある11本の中央値は0.63で、11本の中では下から3番目です。

同じシリーズの3本を、サーフ用のタックルで同じ日に続けて測ったこともあります。70Sが53.2 m、この100Sが44.9 m、40 gの120Fが44.0 m。自重は22.8 gから40 gまで倍近く増えていますが、飛距離はむしろ縮んでいます。ファットな形は大きくなるほど空気抵抗が増える、と考えると向きは合いますが、これは推測で、測ってはいません。

メーカーは何と説明しているか

31gのファットボディによる高い遠投性能と存在感を備えたシンキングペンシルで、0.3~約1.5mの中~低層から表層まで攻略できる。デッドスロー~スローではタイトローリング、ノーマルではワイドS字スラロームへ変化し、高速リトリーブでは強波動と千鳥アクションも発生する2WAYアクションが特徴。

ダイワの製品ページ

飛距離が近いルアー

手持ちの45本と比べると、 飛距離に差があると言えたのは44本のうち14本でした。 残りの30本とは、どちらが飛ぶとも言えません。

5投の平均は4%ほどぶれるので、2本を区別するには 11%以上の差が必要です。 そこに届かない組み合わせを「差があるとは言えない」として並べています。 くわしい説明

ルアー飛距離
(m、5投の中央値)
潜行レンジ
(cm、メーカー公表値)
カゲロウ100F41.220-60
パンチラインマッスル8041.910-50
サイレントアサシン129S42.030-100
スウィングウォブラー85S42.00-20
スイッチヒッター85S42.020-80
バーティスR 98F42.030-80
マニック9542.00-10
RJ-1042.030-90
フェイキードッグ9040.40-1
VJ-1642.760-120
ソバット8042.820-50
カゲロウMD 98F42.830-80
ジョルティmini 8g39.620-100
ミニエント57S39.640-100
ピース80S39.640-70
サイレントアサシン80S39.620-80
スネコン90S39.620
ガルバ87S39.50-20
スライドアサシン100S44.320-60
メタルシャルダス8g44.320-50
コモモカウンター110S38.130-80
ローリングベイト77LW38.120-50
ガルバ73S38.00-20
パンチライン8038.010-40
VJ-1038.030-90
シーバスハンターZ 95S45.150-100
カットバイブ55HW45.150-100
RJ-737.320-80
ドミンゴ8037.280-110
ロケットベイト7545.95-40

距離が同じでも、潜行レンジが違えば通す層が変わります。 一覧では種別やアクションでも並べ替えられます。