ルアーカラーは効くのか:色の効果と「変えたこと」の効果
色を替えたら釣れた。この経験は、色が効いた証拠にはなりません。替えなくても同じことが起きる確率を計算しました。実際に色を比べた研究3本と、1機種に10色以上ある理由も扱います。うち1本はスズキを使った水槽実験です。
色を替えたら釣れた。 よくある経験です。私にもあります。
このとき、頭の中ではこう処理されています。替えたから釣れた。だからこの色は効く。
ここに落とし穴があります。色を替えるとき、同時に別のことも起きているからです。
替えていない場合と比べていません。 替えずにそのまま投げ続けたらどうなったかを、私たちは見ていません。
この記事では2つを分けます。色そのものの効果と、替えたという行為の効果です。あわせて、実際に色を比べた研究と、1機種に10色以上ある理由も扱います。
調べて書いた記事です。 実験はしていません。確率の計算と、公開されている資料からの整理です。計算は自分で検算しています。
まず、色を替えなくても同じことが起きます
数字で見ます。バイト率が1%で、ずっと変わらないとします。 色を替えても何も変わらない、という前提です。
この条件で、無反応が続く確率を計算します。
| 連続して投げた回数 | 1回も反応がない確率 |
|---|---|
| 10投 | 90.4% |
| 20投 | 81.8% |
| 30投 | 74.0% |
| 50投 | 60.5% |
| 100投 | 36.6% |
20投で反応がないのは、まったく普通のことです。 5回に4回はそうなります。
ここで色を替えたとします。そして次の20投で1回出た。
この流れが起きる確率を計算します。
20投で無反応になる確率 81.8%
次の20投で1回以上出る確率 18.2%
この順に起きる確率 14.9%
約15%です。7回に1回ぐらい起きます。
色を替えても何も変わらないという前提で計算した数字です。 それでも「替えたら釣れた」は普通に起こります。
替えるのは、たいてい調子が悪いときです
ここにもう一つの仕組みが重なります。
私たちが色を替えるのは、釣れていないときです。 釣れているときに替える人はいません。
釣れていない状態は、平均より悪い状態です。 そして平均より悪い状態のあとは、何もしなくても平均に近づきます。 特別に悪い状態が続く確率のほうが低いからです。
バイト率1%で20投ずつ区切ると、1区間あたりの期待値は0.2回です。無反応だった区間の次は、期待値どおりに戻るだけで「改善した」ように見えます。
つまり、悪いときに何かを変えれば、何を変えても良くなったように見えます。 色でも、ルアーでも、立ち位置でも、少し休憩を入れても同じです。
心理の側にも仕組みがあります
釣りは、報酬がいつ来るか分からない活動です。 心理学ではこれを変動間隔スケジュールと呼び、釣りが典型例として挙げられます。ある解説は、次に釣れるまでの時間は分からないが、投げ続ける行動は安定して続く、と書いています。
この条件では、無関係な行動が習慣として定着します。
Skinnerが1948年に報告した実験が有名です。ハトに、行動と無関係に一定間隔で餌を与えました。するとハトは、餌が出た瞬間にたまたましていた動作を繰り返すようになりました。 反時計回りに回る個体、頭を隅に突っ込む個体。
餌と行動のあいだに因果はありません。 偶然の同時性だけで、行動が定着しました。
Skinnerはこれを迷信的行動と呼び、人間の縁起かつぎと同じだとしています。
釣りは、この実験と条件がよく似ています。 報酬が不定期に来て、その直前の行動が強化される。「あの色に替えたら釣れた」は、まさにその形です。
では、色は効かないのか
そうは言えません。 ここは分けて考える必要があります。
上の計算が示したのは、「替えたら釣れた」が証拠にならないということだけです。 色に効果がないことを示したのではありません。
そして効く仕組みは、実際にあります。
水中カラーシミュレーターで計算したとおり、色によって水中での残り方は違います。 濁った沿岸では緑がいちばん残り、青は赤より先に消えます。背景とのコントラストも色で変わります。
自然界にない色に、なぜ魚は食ってくるのかで見たとおり、捕食者はいくつかの信号に反応していて、自然界にない刺激のほうが強く効くこともあります。
仕組みはあります。問題は、その効果を測れないことです。
測れない理由
「良く釣れるルアー」の正体で計算したとおり、バイト率1.0%と1.5%を区別するだけで、2つ合わせて約15,500投が必要でした。
カラーの差がどれくらいかは、測った資料を見つけられませんでした。 形もサイズも動きも同じで色だけが違うのだから、ルアーどうしの差より小さい、と私は考えています。これは私の見立てで、根拠となる数字はありません。 ただし向きは決まっていて、差が小さいほど必要な投数は増えます。
個人の釣行では、到達できない数字です。
しかも条件が揃いません。同じ日、同じ場所、同じ潮、同じ魚を相手に、色だけを変えて比べる必要があります。 時間が経てば潮も明るさも魚も変わります。
だから「この色が効く」は、確かめようがありません。 効かないという意味ではなく、確かめる手段がないという意味です。
実際に比べた研究が、3本ありました
上に「個人の釣行では到達できない」と書きましたが、人を集めて分母を揃えれば届きます。 それをやった研究が2本あります。さらに、釣りではなく水槽で比べた実験が1本あり、そちらはスズキが対象です。
1本目:色による釣果の差は出ませんでした
Moraga, Wilson, Cooke の2015年の研究です。カナダのオピニコン湖で、ラージマウスバスを対象にしています。
分母の揃え方が、この記事の関心そのものでした。
- 12.7cm の無香のソフトプラスチックワームを6色。暗い系(leech 黒、bream 青)、自然系(cigar 赤、wasp)、明るい系(sherbert オレンジ、pearl 白)の3分類
- 釣り人は8名。中級者と位置づけ
- 1色につき20分ずつ釣る。 6色すべてを20分ずつ通して1サイクルとし、1サイクル終わるまで同じ色に戻らない
- 次のサイクルは、前回と違う色から始める
- 仕掛けと釣り方も統一。ミディアムアクションのスピニング、6kgのブレイド、1号のオクトパスフック。キャストしてゆっくり沈め、糸ふけを取ってゆっくり戻すという通し方で、ほとんどの魚はフォール中に食っている
- 夜明けから日没まで、雷が鳴らない限り毎日
投げた回数ではなく時間で努力量を揃えています。 「良く釣れるルアー」の正体で書いた「分母が記録されない」問題を、サイクル制で正面から潰したやり方です。
結果です。
- 単位努力あたりの釣果は、色でも分類でも同じでした
- フッキングの深さと、掛かった場所も、色に左右されませんでした
- ただし、明るい系の色は、暗い系や自然系より大きい魚を釣る傾向がありました
論文自身の結び方が率直です。さまざまなルアーカラーは釣り人の想像力と財布をとらえるかもしれないが、バスの釣果やフッキング損傷には影響せず、釣れる魚の大きさにわずかに効くようだ、という趣旨のことが書かれています。
2本目:濁ると、効く色が入れ替わりました
もう1本は逆向きの結果です。Nieman, Bruskotter, Braig, Gray の2020年の研究で、エリー湖のウォールアイが対象です。
エリー湖のチャーター船の船長たちと組んで、スマートフォンのアプリでその場の釣果と水の濁りを記録しました。
結果はこうです。
| 水の状態 | いちばん釣れた色 |
|---|---|
| 澄んだ水 | 白 |
| 土砂による濁り | 黄 |
| アオコによる濁り | 黒 |
色そのものではなく、水の状態とセットで効いていました。 タイトルは「金だけ使っていればいいわけではない」という意味です。
この2本は矛盾していません。 1本目は水の透明度が大きく変わらない湖で色だけを比べ、差が出なかった。2本目は水の状態が大きく変わる場所で、状態ごとに効く色が入れ替わった。
つまり、色を単独の変数として扱うと差が出にくく、水の状態と組にすると差が出る、という読み方ができます。水中カラーシミュレーターが計算しているのは、水が変われば残る色が変わるということです。 水の状態で効く色が入れ替わったという2本目の結果は、その計算と向きが合っています。
3本目:スズキを使った実験がありました
3本目は釣りではありません。水槽の実験です。そして対象がスズキです。
岡本一・川村軍蔵・田中淑人「異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択」、日本水産学会誌に載った鹿児島大学水産学部の研究です。
方法はこうです。
- 万瀬川でルアーで釣った体長16.4センチから20.7センチのスズキ10尾
- 屋外の水槽にビニールシートで囲いを作り、背景色を白・赤・緑・青に変える
- 擬餌は長さ19ミリ・直径4ミリのペレット。白・赤・緑・青・透明の5色
- 各色5個ずつ計25個を同時に水面へ投入。各背景色について20回繰り返す
- 屋外の自然光の下。水面上の照度は5830から29800ルクス
5色を同時に入れて、どれに食い付くかを数えています。この記事でずっと問題にしてきた分母の揃え方が、ここでは「同じ瞬間に同じ数だけ投入する」という形で解決されています。
結果です。食い付きの総数は525回。
| 擬餌の色 | 食い付いた回数 (4つの背景色の合計) |
|---|---|
| 白 | 138 |
| 透明 | 130 |
| 緑 | 108 |
| 赤 | 77 |
| 青 | 72 |
背景色で分けると、入れ替わります。
| 背景の色 | 最も食い付かれた擬餌 | 回数 |
|---|---|---|
| 白 | 緑 | 49 |
| 赤 | 透明 | 51 |
| 緑 | 有意差なし | — |
| 青 | 透明 | 35 |
論文の結論です。スズキが普遍的に選択する色を見つけることはできなかった。ただし、特定の水色における効果的な擬餌の色を見つけることは可能であろう。
2本目のエリー湖の結果と、同じ方向です。色そのものではなく、周りの見え方とセットで効いている。
なお岡本らは、多くの結果を擬餌と背景のコントラストで説明できたとしています。ただし透明の擬餌だけは説明できないと書いていて、色素が未沈着の餌 (アミ類、稚エビ、仔魚) を食べてきた履歴による学習効果の可能性を挙げています。この点はアミはどこにいるのかで詳しく扱いました。
3本の性格は、それぞれ違います
| 研究 | 対象魚 | 場所 | 方法 |
|---|---|---|---|
| Moraga ら (2015) | ラージマウスバス | カナダの湖 | 釣り。時間で努力量を揃える |
| Nieman ら (2020) | ウォールアイ | エリー湖 | 釣り。船長たちがアプリで記録 |
| 岡本ら (2001) | スズキ | 鹿児島大学の屋外水槽 | 水槽実験。ビデオで食い付きを数える |
スズキが対象なのは3本目だけです。ただし水槽の実験で、釣りではありません。擬餌は長さ19ミリのペレットで、泳ぎもしません。ルアーを投げて引く釣りとは、条件が離れています。
1本目と2本目は、どちらも淡水で日本の沿岸ではありません。1本目はワーム、2本目はエリー湖のトローリング主体の釣りです。
それでも、スズキで色を比べた実験が1本あります。この3本は、対象魚も方法も揃っていません。同じ問いに別の角度から当たったものとして読んでください。
色覚があることと、色が釣果に効くことは別です
1本目のラージマウスバス(和名オオクチバス)については、目のほうを直接調べた研究もあります。
Kawamura and Kishimoto (2002) は、取り出した網膜に電極を刺してS電位という信号を記録しました。波長によって振れる向きが変わるC型の応答が出れば、その魚の網膜に波長を区別する仕組みがあることの直接の証拠になります。 ラージマウスバスでは、これが記録されました。色覚があります。
明るさに対応するL型の応答は106細胞から記録され、極大が673 nmのものが49細胞で最も多く、640 nmが36細胞、458から553 nmが21細胞でした。赤に強い目です。 論文はこれを、湖の水では長い波長の光が卓越するためだと説明しています。
ここからが、この記事にとって重要な部分です。
同じ論文が、赤に感度が高いからといって赤いルアーが魅力的だとは限らない、魅力は行動のほうでしか決まらない、と書いています。
そしてMoragaらが、まさにその行動のほうを同じ魚種で測りました。 6色を20分ずつ回して比べ、単位努力あたりの釣果に差は出ませんでした。
この2本は、同じ魚の別々の層を測っています。 目が色を区別できることと、色が釣果を動かすことは、別の話です。前者があっても、後者は出ませんでした。
1機種に10色以上ある理由
ここから販売側の話です。
シマノのサイレントアサシン129Fは、12色の展開があるとされています。ボディは同じで、色だけが違います。
なぜこれだけ用意するのか。 考えられる理由を並べます。
1つめ。買い手が求めるから。 上で見たとおり、「替えたら釣れた」という経験は誰にでも起きます。その経験が「色は効く」という確信を作り、色を揃える動機になります。 メーカーが需要を作り出したというより、確かめようのない領域に需要が自然発生していると見るほうが正確だと思います。
2つめ。作る側の費用が小さいから。 同じような形なのに、なぜ値段が10倍も違うのかで見たとおり、金型は色を変えても同じものが使えます。 値段を左右するのは金型を何個で割るかでした。色を増やしても、その分母は変わりません。 増えるのは塗装の段取りと在庫だけです。
3つめ。売り場での見え方。 棚に12色並ぶことと、1色だけ並ぶこと。占める面積が違います。 これは推測で、裏付けとなる資料は見つけていません。
色覚のない魚にも、色は展開されています
極端な例があります。
Kawamura, Nishimura, Ueda and Nishi (1981) は、キハダ・メバチ・ビンナガ・マカジキ・クロカジキ・シロカジキの6種で網膜のS電位を記録し、C型の応答が1つも出ませんでした。 論文は、これらの魚が色盲であろうと結論しています。
それでも、これらの魚を狙うルアーには豊富な色の展開があります。 Kawamura and Kishimoto (2002) は、その事実を論文の冒頭で指摘しています。
これはスズキの話ではありません。 マグロやカジキが色盲でも、スズキに色が効かないことにはなりません。言えるのは、色数の展開が対象魚の色覚とは独立に成り立つ、ということだけです。
では、メーカーの販売手段なのか
「販売手段でもある」までは言えると思います。
ただし、「効かないと知っていて売っている」とは言えません。 上で見たとおり、効くかどうかは誰にも確かめられないからです。 メーカーにも確かめられません。
同じ記事で見たとおり、カラーによって定価が330円変わる例もありました。ホログラムを何層も重ねる工程は、実際に費用がかかっています。手を抜いているわけではありません。
私の考えはこうです。 買い手も売り手も、効果を確かめられない。その状態で、買い手には「効く」という確信があり、売り手には安く増やせる手段がある。 この2つが噛み合った結果が、12色の棚だと思います。誰かが騙しているという話ではありません。
それで、どうするか
私は、色を替えること自体はやめていません。 理由は2つあります。
1つめ。効かないと確かめられたわけではないからです。 効く仕組みはあります。測れないだけです。
2つめ。替える行為には、確かめられる効果が1つあります。 それは投げ続けることです。
替えれば、また投げます。 諦めて帰るより、投げているほうが釣れる可能性は高い。これは計算するまでもありません。
そのうえで、変えたことが2つあります。
「あの色で釣れた」を根拠として扱わなくなりました。 1回の経験が何を意味するかは、上の計算どおりです。
色を、釣果ではなく別の基準で選ぶようになりました。 水中カラーシミュレーターで確かめられるのは、水中での残り方とコントラストです。それは1投で確かめられなくても、計算で分かります。 釣果より確かな根拠だと考えています。
確かめられていないこと
バイト率1%は、仮に置いた値です。 実際の値は場所と条件で変わります。ただし、別の値にしても結論の形は変わりません。 率が低ければ無反応はもっと続き、高ければもっと早く反応が出るだけです。
投数を数えた記録は持っていません。 上の計算は、バイト率が一定だという前提の上の話です。
色を替えた前後を記録した実験は、見つけられませんでした。 上に挙げた釣りの2本は、色ごとに区切って釣ったもので、「替えた直後に釣れるか」を見たものではありません。 この記事の前半で扱った「替えたという行為の効果」を測った研究は、いまも見つけていません。
1本目と2本目は、抄録と研究機関の公開ページから書いています。 本文は取得していないので、統計処理の詳細と、釣果の実数は確認していません。3本目の岡本らは本文を読んでいます。
3本目は水槽の実験です。 屋外の自然光とはいえ、水深70センチの水槽にビニールシートで囲いを作った環境です。背景色を人為的に変えているので、現場の水色とは違います。 供試魚は10尾で、実験期間は20日ほどです。
S電位は、取り出した網膜に電極を刺して記録されています。 生きて泳いでいる魚が実際にどう見ているかとは、間が空いています。
色覚があることと色が釣果に効くことは別だ、という整理は、ラージマウスバス1種で成り立った話です。 スズキで同じことが成り立つかは分かりません。スズキのS電位はTamura and Niwa (1967) が測っていて、色を区別する型の応答が33件中5件記録されています。ただしそれを釣果と結びつけた実験は、この論文にはありません。
Skinnerの実験は、ハトのものです。 人間の釣り人に同じことが起きるという直接の証拠ではありません。条件が似ているという話です。
「変動間隔スケジュールの典型例が釣り」は、心理学の教材での記述です。 釣り人を対象にした研究ではありません。
カラー数は12色という記述を見つけましたが、メーカーの公式ページで数えていません。 この数がいつの時点のものかも、確認していません。
売り場での面積の話は推測です。 裏付けとなる資料はありません。
メーカーが何を考えて色を増やしているかは分かりません。 この記事に書いたのは、外から見て筋が通る説明です。メーカー側が理由を述べた資料は見つけていません。
続けて読むなら
- 自然界にない色に、なぜ魚は食ってくるのか— そもそもなぜ派手な色に反応するのか。検出と識別は別の段階でした
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使ったもの・参考文献
- ‘Superstition’ in the Pigeon(Skinner 1948, Journal of Experimental Psychology)— 行動と無関係な報酬で、迷信的行動が定着すること
- Schedules of Reinforcement in Psychology(Study.com)— 変動間隔スケジュールの典型例として釣りが挙げられること
- Operant Conditioning(Simply Psychology)— Skinnerの実験の内容と、人間の縁起かつぎとの対応
- サイレントアサシン129F/129S ジェットブースト(シマノ)— 製品の仕様
- シマノ サイレントアサシン全種類まとめ(ナカログ)— 129Fが12色という記述
- Moraga, Wilson, Cooke “Does lure colour influence catch per unit effort, fish capture size and hooking injury in angled largemouth bass?” Fisheries Research 172, 1-6, 2015— 6色を20分ずつ回して比べ、釣果とフッキング損傷に差が出なかったこと
- Queen’s University Biological Station によるこの研究の紹介ページ— サイクル制の手順、釣り人の人数、仕掛けの詳細
- Nieman, Bruskotter, Braig, Gray “You can’t just use gold: Elevated turbidity alters successful lure color for recreational Walleye fishing” Journal of Great Lakes Research 46(3), 589-596, 2020— 濁り方によって効く色が入れ替わること。CC BY
- 岡本一・川村軍蔵・田中淑人「異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択」(日本水産学会誌 67(3), 449-454, 2001)— スズキ10尾を使った水槽実験。背景色4種と擬餌色5種の組み合わせで525回の食い付きを記録。背景色によって選ばれる色が変わること、透明の擬餌がコントラストでは説明できないこと、普遍的に効く色は見つからなかったこと
- Kawamura and Kishimoto (2002) Color vision, accommodation and visual acuity in the largemouth bass. Fisheries Science 68, 1041-1046 — ラージマウスバスにC型の応答があること、L型の極大が673 nmに集中すること、赤に感度が高くても赤いルアーが魅力的とは限らないこと。本文を読んでいます
- Kawamura, Nishimura, Ueda and Nishi (1981) Color Vision and Spectral Sensitivity in Tunas and Marlins. 日本水産学会誌 47(4), 481-485 — マグロ類3種とカジキ類3種でC型が記録されなかったこと。本文を読んでいます
- 魚は色をどう見ているのか:実測データのある魚種を並べる— S電位で測られた魚種の一覧と、この方法でλmaxが出ない理由
- 水中カラーシミュレーター— 色ごとの水中での残り方とコントラストの計算